GLOSSARY
ヘーグ・ヴィスビー・ルール
船荷証券に基づく運送人の責任を規律する国際条約。責任限度額(1梱包または重量単位)、相当の注意義務、運送人の免責事由を定める。
ヘーグ・ヴィスビー・ルールは、1924年のヘーグ・ルールに1968年のヴィスビー議定書と1979年の SDR 議定書で加えられた改正を含むもので、船荷証券の下での運送人の義務と責任を規律する。運送人に相当の注意義務(船舶の堪航性、適切な取扱い)を課し、列挙的な免責事由(海の危険、航海過失)を定め、責任を1梱包または1キログラム当たりで上限設定する。
なぜ重要か
コンテナが落下・紛失・破損到着した場合、ヘーグ・ヴィスビーの責任限度(現行相当額: 1梱包あたり666.67 SDRまたは1キログラムあたり2 SDR)が運送人の実際の支払額を左右することが多い。通常は貨物価値のごく一部にとどまる。海上貨物保険がその不足分を補う。保険がなければ、荷送人は責任限度額に縛られる。ロッテルダム・ルールズ(2009年)はヘーグ・ヴィスビーを置き換える構想だが、未発効である。
関連用語
- 船荷証券(Bill of Lading)
- 海上貨物保険(Marine Cargo Insurance)
- 責任制限(Limitation of Liability)
- ロッテルダム・ルールズ(Rotterdam Rules)