GLOSSARY
コルレス銀行業務
国境を越えて資金を動かす、銀行間の二者関係の連鎖。各国際送金は1つ以上のコルレスを経由し、その都度手数料が差し引かれ、各行固有のコンプライアンスチェックが適用される。
コルレス銀行業務は、自行が直接クリアリングしていない通貨建ての支払いを、他国の銀行経由で決済できるようにする仕組み。銀行Aは銀行Bの本拠市場においてBに口座("nostro")を持ち、BはAに対応する鏡像の口座("vostro")を持つ。国際送金はこれらの口座をリレーしながら処理され、各コルレスがリフティングフィーを徴収し、独自のAML/制裁スクリーニングを適用する。
なぜ重要か
2011年以降、アクティブなコルレス関係数は30%+減少しており、銀行は取引量の少ない送金回廊をデリスキングしている。これにより、当該回廊の輸出者には経由が長くなり、手数料が高くなり、KYCが厳格化するという影響が出る。これは、ステーブルコインやISO 20022ネイティブなレールに注目が集まる実務的な理由でもある。
関連用語
- SWIFT gpi
- Nostro / Vostro
- De-risking
- Lifting Fee